禊鯉証明書について
- アーテック 株式会社
- 1月17日
- 読了時間: 2分
当社で扱う禊鯉は、真言宗の修験者による開眼供養を施した、特別な錦鯉です。
錦鯉という存在に“祈り”の要素を重ね、当社の思想とともにお迎えいただけるよう整えております。しかし、このような儀式は目に見える形で残るものではありません。どれほど誠実に取り組んでいても、「本当に開眼供養が行われたのか」を第三者が外見だけで判断することはできず、言葉だけでは伝えきれないもどかしさが残ります。
また、禊鯉という考え方が広がっていけば、「ただの錦鯉を禊鯉として販売してしまう人が出るかもしれない」という懸念も生まれます。私たちが大切にしているのは、単にそれっぽい名称で価値を付けることではなく、そのバックボーンと、鯉を迎える方の想いが確かに結びつくことです。その根幹が曖昧になってしまえば、禊鯉という言葉自体が軽くなり、結果としてお客様の信頼を損ねてしまう。そうした危機感から、当社では禊鯉をお迎えいただく際に、一匹一匹に「禊鯉証明書」を添付することにしました。

禊鯉証明書には、個体ごとのロットNo.、開眼供養を行った日付など、必要な情報を記載しております。これは「当社が取り扱い、儀式を施した禊鯉である」ことを示すためのものであり、同じ番号のものは二度と存在しない、この世で一枚限りの証明書です。
証明書は禊鯉とともに、お客様のお手元へお届けいたします。水槽の設置や導入が完了し、鯉が新しい環境に落ち着いたその日から、禊鯉との暮らしが始まります。証明書は、単なる付属品というよりも、「この一尾を大切に迎えた」という事実を静かに刻むものです。禊鯉が持ち主の厄を喰らい、天寿を全うするその日までどうか大切に保管していただければと思います。
私たちは、禊鯉を“特別な一尾”として売るためではなく、お客様の暮らしに寄り添う存在として届けたいと考えています。禊鯉証明書は、その想いと責任を形にしたものです。これからも一尾一尾に丁寧に向き合い、信頼できる禊鯉をお届けしてまいります。




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