撓(SHINARI)ロゴマークについて

当社のページの随所に散りばめているSHINARIのロゴマーク。改めて眺めていると、単なる「マーク」以上の存在感があって、見れば見るほど不思議な力を感じます。
円形の中に収めた“ぐるぐる”とした曲線のシンボルは、水のうねりにも、風の流れにも、魂の揺らぎにも見える造形ですが、実は鯉を表しています。水中で身を翻す、その一瞬の「撓り」を抽象的に捉えたものだそうです。デザイナー様は「もう鯉にしか見えません」とおっしゃっていましたが、確かに一度そう見えると、もう戻れません。目を凝らすほどに、今にも鯉がふっと向きを変え、円の中を泳ぎ出しそうな、不思議なパワーがあります。
SHINARIという名前に込めたのは、力を受け流し、折れずに形を保ち、そしてまた元の姿へ戻っていく“しなやかさ”の美しさです。枝葉の撓り、弓の撓り、刀身の撓り。それらと同じように、鯉が水の抵抗を受けながらも軽やかに身を翻す動きにも、凛とした撓りが宿っています。このロゴは、その感覚を言葉ではなく形として、静かに語ってくれているように思います。
ロゴはブランドの旗印であると同時に、見るたびに初心を思い出させてくれる道標でもあります。このマークが、禊鯉とともに皆さまの暮らしのそばに置かれ、静謐な水景の入口となっていくことを願っています。




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